二律背反の世界
本来、2極の現象は2つで1つであり、別々な事ではありません。
あなたは私であり私とあなたではありません。
男と女はそれぞれではなく、2つで1つです。
どちらか一方では成り立たない、二律背反の世界であり、諸法無我のことです。
でも、そうは思えない世界がこの世ですね。私があり、あなたがある。
そのあなたが、私を色々と苦しめる。
何かを正しいと認めた瞬間、他を咎めることになる。
他を否定することが、自己を否定して、自分の未来を否定的に作り上げてしまう。
そんな善悪、白黒、上下のある世界から抜けれずに、人は悶々としています。
大いなる1つである神は、自分の中身を知りたくて、分離を作り出し
この世を作り出すことによって、経験体験をしようとしました。
自分以外のものになれなかった神は、自分を忘れることまでして
知りたかった世界が、この世です。
完全、永遠である神は、自分の能力を制限して、そして自分が
神であったことを忘れさせてまで、作り出したかった者が
人間です。
ですから、単純にそのままを味わい、今この目の前を経験体験することが、
この世の目的です。
そのままで、あなたのままで、何も変えなくてよいのです
分離した2つの物は、大いなる1つが、自分の内側を知りたくて作り上げた
大切な物だとしたら、神と人間は同価値です。
神が良くて、人間が悪いはずなどありません。
楽しめば良いのです。自分以外の何かになろうと
向上心や努力などしなくてよいのです。
もともとあなたは、大いなる1つ、完全で完璧で永遠だから、
制限された世界を体験したくて、肉の身に魂を閉じ込め、
体験経験をしているのだから、向上などしなくてよいのです。
そのままでいいんだと、その経験体験をしたかったんだと
思えると、分離が統合されていくのです。