この世は幻である
と釈迦が2500年前に言いました。
これは、一体どういうことなのかを説明したいと思います。
ここに、ピンク色のボールペンがあるとします。
人が見れば必ずそこにピンク色のボールペンが在ると認識します。
でも、本当にそこにピンク色のボールペンが在ると証明できるでしょうか?
実は、これは本当に実在しているとは証明できないのです。科学的に見ても存在証明できないのです。
理由はとても簡単です。
犬は色盲だと言われています。
ワンちゃんがボールペンを見たら、もうピンク色には写っていません。白黒のボールペンがあるだけです。
実は、ボールペンに見えているかどうかも疑わしいのです。何か他の物質に見えているかもしれないのです。
例えば、こうもりは暗いところでも物が見えるので、どこにもぶつからずに飛ぶことができます。これはこうもりが目で物を見ていないからです。人間は光の反射を目という器官を用いてとらえ、映像化しているのに対して、こうもりは口から出す超音波の反射を耳で捉えて、映像化しているからです。
超音波の反射を捉えて、それを脳で映像化しているその映像は、ボールペンではなく何かの粒子の集まりが見えているかもしれないのです。
人間は、自分の眼で観たものを絶対だと信じていますが、眼という器官は可視光線である赤色から紫色までしか認識することができません。
赤外線や紫外線やエックス線は眼の器官では捉えることができない。しかし、もしこれが捉えられる眼をもっていたとしたら、なんらかの色が付いていると思います。空気や水にもなんらかの色が付いていると思われます。
ただ、捉えられないから見えないだけなのです。つまり宇宙にある色の波長のごく一部分だけを捉えて、視覚化しているにすぎないのです。
色盲の人は、特定の色が見えません。これと同じく、七色という限られた色しか見えない色盲の人間では見えない色があるのです。
それゆえピンクと判断できるのは、肉体を使ってみた結果の色であって、本当の色ではないということです。また光の反射を捉えた視覚化の結果ボールペンに見えるわけで、本当にボールペンがどうかは分からないのです。
これが、この世は夢とかこの世は幻であると言われる所以なのです。
ピンクのボールペンは脳のでっち上げ
すばり、ピンクのボールペンはそこに在るのではなくて、どこにあるかと言うと、脳の中にあるのです。その人の外側にあるのではなく、内側にあるのです。
眼に見える全ての物は、外側には無く、内側にあるのです。脳のでっち上げにより、外側に実在していると錯覚しているのです。そこには無いのです。
もう少し詳しく言うと、そこには何らかの波長を持ったエネルギーがあります。でもそれが脳でピンクのボールペンに変換されるのが人間ですので、幻を見ているのです。